8:6 あなたの御手のわざを人に治めさせ
万物を彼の足の下に置かれました。
8:7 羊も牛もすべてまた野の獣も
8:8 空の鳥海の魚海路を通うものも。
8:9 【主】よ 私たちの主よ
あなたの御名は全地にわたり
なんと力に満ちていることでしょう。
「万物を彼の足の下に置かれた」という言葉は、キリストを指している(エペソ1:22,ヘブル2:8など)のだが、キリストは「人」の代表(ローマ8:29)であるので、すべての人の下に万物があると解してよいであろう。
羊、牛、野の獣は、天地創造の第6日目の被造物である。空の鳥、海の魚、海路を通うものは、天地創造の第5日目の被造物である。これらは万物の代表であり、これらを治めているのは間違いなく「人」である。
今は、罪の結果、万物が完全に従っているのではない。むしろ、人間を脅かすこともある。しかし、神の国が完成する時に、この権限と栄光は回復するのである(コリント第一15:25､27)。
＜祈り＞
主が与えてくださた権限と栄光が必ず回復され、神の国が形成されることを待ち望みます。罪の赦しによる救いと世界平和がなされますように。