9:9 【主】は虐げられた者の砦
苦しみのときの砦。
9:10 御名を知る者はあなたに拠り頼みます。
【主】よ あなたを求める者を
あなたはお見捨てになりませんでした。
9:11 【主】にほめ歌を歌え シオンに住まうその方に。
主のみわざを告げ知らせよ 国々の民に。
9:12 血に報いる方は彼らを心に留め
貧しい者の叫びをお忘れにならない。
砦とは、敵軍の攻撃から身を守る城のような建物で、堅固なものでは3年ぐらい難攻不落のものがある。マサダの要塞など。ここにいれば安心だし、一息つくことができる。神の守りをそのように表現している。この砦は、ただ主を求める者たちに無条件に入ることが許され、見捨てられることはない。
主は、貧しい者(社会的弱者)、血(敵に打ちつけられた者)のために報復される。その者たちの叫びをお聞きになって、みわざを成し遂げられる。そのみわざは、シオンの住む者たち(信仰者)のみならず、多くの国々に告げ知されるのである。
<祈り>
主は難攻不落の砦のように、私たちを守ってくださると信じます。そして、あなたが世の中の不条理に対して報復され、あなたが全世界で恐れられますように。
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