前文 指揮者のために。ギテトの調べにのせて。ダビデの賛歌。
8:1 【主】よ私たちの主よ
あなたの御名は全地にわたり
なんと力に満ちていることでしょう。
あなたのご威光は天でたたえられています。
ギテトというのは、ガテ地方から伝わった楽器またはメロディを指していると、また、ぶどう搾りの仕事の際に口ずさむ調べであると、種々に説明され、確かなところはわからないが、後者が有力とされている。
ヨブにしても、ダビデにしても、いつも至高なる神の存在をたたえている。主の御名は、地においても、天においても、力強くたたえられている。それゆえ、私たちはまず、朝毎に主を覚えなくてはならないのである。それなくして人間の真の謙遜さは起きてはこない。傲慢丸出しである私たちは、神の偉大さを意識することで、正しくされなくてはならない。
この1節のことばは、最後の9節と同じで、最初と最後に繰り返し神をたたえている。仕事の始めに仕事の納めに神をたたえているのだろうか。もしくは朝毎に夜毎に神をたたえているのかも知れない。私たちは、いつも神を恐れ神をたたえる始まりと終わりで生きようではないか。
<祈り>
日毎夜毎ににあなたをたたえます。週の初めと終わりに賛美を捧げます。年の初めと終わりに礼拝捧げます。主の御名だけがあがめられますように。
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