5:3 【主】よ 朝明けに 私の声を聞いてください。
朝明けに 私はあなたの御前に備えをし
仰ぎ望みます。
朝明けに祈り求める姿は、夜眠ることができたとしても(詩篇4:8)、目を覚ますと不安が襲ってくること、まだ変わらない危機的状況が続いていることが考えられる。
不安の中で、目覚めから眠るまでの一日がどれほど長く感じるであろうか。また、その不安に逃れるためにはどうしたら良いかと思案していることであろう。しかし、信仰者には確かな道がある。それが「あなたの御前に備えを」することである。不安が襲う前に、あれこれ悩む前に、できるだけ早く「朝明に」神を仰ぎ見ることである。すなわち、目を覚ましている時、見えるものに流されず、神の御心に合わせ、神とともに歩むことである。
不安であるときこそ、希望が見えないときこそ、主を仰ぎ見るときに、主の助けが確かにあることを知るのである。
<祈り>
不安に打ちのめされる前に、主を仰ぎ見、主の助けを求めます。不安から始まる一日ではなく、希望を見る一日が与えられると信じます。
Comments