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  • householdofgod0705

毎日の糧 ― The Word & Pray ― 詩篇5前文~5:2

前文 指揮者のために。フルートに合わせて。ダビデの賛歌。

5:1 私のことばに耳を傾けてください。【主】よ。

 私のうめきを聞き取ってください。

5:2 私の叫ぶ声を耳に留めてください。

 私の王 私の神

 私はあなたに祈っています。


繊細なフルートの音色に合わせて、この詩が詠われていたのであろう。「汝等 しづまりて 我の神たるをしれ(文語;詩篇46:7)。」とあるような、神の前に心を静めるようにしていると感じ取られる。


しかし、冒頭から激しい祈りで始まる。祈りに耳を傾けてほしいと強く訴えるが、それが言葉にできない「うめき」のような思いである。叫びのような強烈な思いで、何としても神に届いてほしい悲痛な願いを申し出ている。


王であり、勇士であるダビデがなりふり構わず神に求める姿は、赤子のようである。「私の王」と呼ぶ彼は、自分は本当の王ではなく、神こそが真の王であり、自分は託された地位であることをしっかり見つめている。そして、「私の神」と呼んでいるのは、神への絶対的な信頼の現れである。


<祈り>

私の神。どうか、言葉にできない悩み、痛み、苦しみ、悲しみの中にある私の祈りに耳を傾けてください。あなたは私の信頼の的。私を助け出してくださると信じます。

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