4:2 人の子たちよいつまで私の栄光を辱め
空しいものを愛し
偽りを慕い求めるのか。 セラ
4:3 知れ。
【主】はご自分の聖徒を特別に扱われるのだ。
私が呼ぶとき【主】は聞いてくださる。
ダビデを辱める者たちは、権力、武力、勢力を頼りとし、それらを誇っていた。ダビデは、それが空しいものであり、偽の力だとはっきり宣言する。神こそが力であり、真実である。神から与えられなければ栄光につながらず、すぐに衰えるのである。事実、アブサロムの権威はあっという間に終わってしまう(サムエル第二18章)。
それゆえ、ダビデは「知れ」と、彼の声に耳を傾ける者たちに呼びかけるのである。大事なことは、神が聖徒たちを特別に扱われるのだから、神からの権威こそ大事であると。この「特別に扱われる」ということばは、「選ぶ」とか「分ける」という意味であり、神を信じる者たちとそうでない者たちを選び分けられるのである。
選び分けられた人たちの祈りは、必ず聞き入れられるのである。この確信をもって祈ろう。
「何事でも神のみこころにしたがって願うなら、神は聞いてくださるということ、これこそ神に対して私たちが抱いている確信です(ヨハネ第一5:14)。」
<祈り>
主よ、私たちを選び、救い、導いてくださることを感謝します。人の力に頼るのではなく、祈りを聞いてくださる主に信頼します。
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