2:7 「私は【主】の定めについて語ろう。主は私に言われた。『あなたはわたしの子。わたしが今日あなたを生んだ。
2:8 わたしに求めよ。わたしは国々をあなたへのゆずりとして与える。地の果ての果てまであなたの所有として。
2:9 あなたは鉄の杖で彼らを牧し陶器師が器を砕くように粉々にする。』」
ダビデは内外に戦いがあった。その中で、主はダビデを「わたしの子」と呼びかけ、「国々を与える」と約束された。これが主の定めであり、ダビデを大いに励まし、敵に対して恐れずに歩むことができた。
しかし、この神の言葉は、やがての主イエスに対する啓示であった。
マタイ3:17「これはわたしの愛する子。わたしはこれを喜ぶ。」
使徒13:33「詩篇の第二篇に、『あなたはわたしの子。わたしが今日、あなたを生んだ』と書かれているとおりです。」
ヘブル1:5「神はいったい、どの御使いに向かって言われたでしょうか。『あなたはわたしの子。わたしが今日、あなたを生んだ』と。」
黙示録2:27「彼は鉄の杖で彼らを牧する。土の器を砕くように。」
「地の果ての果てまで」という約束はダビデの時には成就していないが、主イエスを通して実現される。アブラハムも同様で、すべての国民の祝福となったのは主イエスを通してである。
私たちに対する約束も然り。神の子とされる特権が与えられている(ヨハネ1:12)。存命中に果たされていなくとも、必ず神の言葉は成し遂げられることを信じよう。
<祈り>
私たちを神の子と呼んでくださり、守りと助けと勝利を与えてくださること感謝します。主の言葉と約束を信じます。
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