詩篇 2:4-5
2:4 天の御座に着いておられる方は笑い
主はその者どもを嘲られる。
2:5 そのとき主は怒りをもって彼らに告げ
激しく怒って彼らを恐れおののかせる。
天の御座に着いておられる主は、人々の傲慢(1-3節)に対して笑って、嘲るかのごとくに一蹴される。人は神に対して何もできないし、神はすべてを無にすることができるにもかかわらず、自分たちはできると勘違いしてしまう。愚かさを露呈しているにもかかわらず、賢そうに振る舞うのである。
しかし、やがて主の嘲りは憤りに変わってしまう。その時、人は主を恐れることを覚えるために、辛い体験をするようになる。
「あなたの神、【主】であるわたしは、ねたみの神。わたしを憎む者には父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし(出エジプト20:5)」と罪人に対して、厳しく対応される一面を知らなければならない。
一方、悔い改める者に対して、心優しく包んでくれる主の愛を信じなければならない。「わたしを愛し、わたしの命令を守る者には、恵みを千代にまで施すからである(出エジプト20:6)。」「私たちを愛し、その血によって私たちを罪から解き放ち(黙示録1:5)」
<祈り>
罪人の私たちに怒りを持っていたにも関わらず、御子の血によって罪を赦し、恵みを注いでくださることを感謝します。恐れと感謝を持ち続けて、主に従っていきます。
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