2:10 それゆえ今王たちよ悟れ。
地をさばく者たちよ慎め。
2:11 恐れつつ【主】に仕えよ。
おののきつつ震え 子に口づけせよ。
2:12 主が怒りおまえたちが道で滅びないために。
御怒りがすぐにも燃えようとしているからだ。
幸いなことよすべて主に身を避ける人は。
詩篇作者(すなわち信仰者)は、主と主に油注がれた者に逆らう人たちに警告を与えた。権威と力ある主の前で慎み、恐れ、仕えよと。おののきと喜び(震え)をもって、誠実に(子に)和解するように。※()書きは新改訳聖書の訳だが、原語と文脈から考察すると、「喜び」「誠実」がふさわしい。
主に敵う者などいない。むしろ主に怒りを買うなら、またたく間に滅ぼされてしまう。そして、今、主は高ぶっている者たちに怒りを向けている。
本当に幸いな人は、主に身を避ける人々である。そこには怒りではなく、恵みと憐れみが注がれ、滅びではなく、救いが与えられるからである。
<祈り>
人に身を委ねるのではなく、人を恐れるのではなく、ただ主の前に慎み、恐れ、仕えます。そこに平安と恵みと憐れみが注がれると信じます。
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